リラクゼーションサロン 裕 | 日記 | 七草粥
2017/01/09
七草粥
★七草粥は漢方の知恵
七草粥は、お正月休みの食べ過ぎ、飲み過ぎで疲れた胃を優しくいたわってくれる7種類の薬草粥です。
春の七草の行事は「正月の七日に春の七草を摘み、これを神前に供えてから食べれば、その年は病気にかからない」という考えで、もともとは中国から日本へ伝わりました。
正月七日(人日)、三月三日(桃の節句)、五月五日(端午の節句)、七月七日(七夕の節句)、九月九日(重陽の節句)を合わせて五節供と呼び、その中の『人日(じんじつ)の節句』の朝に食べるお粥を七草粥と呼んでいます。
★現代医学でも効果が立証
春の七草を使った七草粥のエキスには、弱った胃腸を助けて食欲を増進する。という効果の他に、糖尿病の合併症を防いだり、活性酸素を除去する働きがあることが医学的に報告されています。
まさに『医食同源』を考えた漢方の知恵と言えるでしょう。
主な薬効
1.セリ(芹)
水田や湿地に多く生えていて、香りの良い植物です。
秋田では『きりたんぽ鍋』に入れたりします。
効能/健胃・食用増進・解熱・利尿・去痰など
2.ナズナ
別名「三味線草」
効能/止血・消炎・鎮痛・利尿・解熱・下痢止めなど
3.ゴギョウ(御形)
別名「母子草」
効能/せき止め・去痰・扁桃腺炎・利尿など
4.ハコベラ
別名「はこべ」
効能/利尿・乳汁分泌促進・歯痛・消炎など
5.ホトケノザ
(仏の座)
キク科の「コオニタビラコ」
効能/健胃・食欲増進・歯痛など
6.スズナ
現在の蕪(かぶ)を指します。
効能/消化促進・解毒・せき止め・そばかすなど
7.スズシロ
現在の大根を指します。
効能/消化促進・せき止め・去痰・利尿など
>
日記の一覧に戻る
[0]
店舗TOP
ペ-ジの一番上へ戻る