リラクゼーションサロン 裕 の日記
-
筋肉痛
2015.11.07
-
実は近年まで発生の メカニズムがよく分かっていませんでした 。
ですが最近の研究で少しずつ分かってきたみたいです。
筋肉は筋繊維の束が集まってできています 。 激しい運動をすると筋繊維が損傷します。 ※筋繊維には痛点が無いので痛みを感じません。
筋繊維を修復するために白血球が集まってきます。 すると白血球が出す成分により、 筋繊維の束を包む 筋膜が炎症をおこし、腫 れます。 腫れた、隣接の筋膜と筋膜が触れ合って、痛みを感じます。 ※筋膜には痛点があり、痛みを感じます。
この痛みが筋肉痛だと言われています。
年をとると痛みの出るのが遅くなる。 若い時は、運動した次の日には筋肉痛になっていのに、 最近は2~3日してから痛み出す‥‥‥。
筋肉痛の始まるのが遅くなったと、感じて いませんか?
年と共に、代謝機能が低下し、傷ついた筋繊維に白血球がすぐに集まらなくなるからです。 また、修復にも時間が掛かるので、筋肉痛の期間も長くなります。
筋肉痛の予防の豆知識
本番の1週間前にトレーニングを一度、筋肉痛になると、以前より強い筋肉に生まれ変わり、 筋肉痛がおこりにくくなります。
その効果は1週間ほど持続されます。 ですから、運動会に参加されるのであれば 、1週間前に軽く練習をするか、あるいは軽いウエイトトレーニング等をして、 軽い筋肉痛になっておけば、本番の後にひどい筋肉痛になる事はありません。
前日に長くお風呂に入る
HSPというタンパク質は筋繊維の損傷を抑える役割があります。 筋肉を40~42℃に暖めると筋肉細胞内に、 HSPが増えていきます。
ですから、前日にいつもより長く入浴する ことで、 HSPを増やし、筋肉痛を抑えることができます。
運動した後は、筋肉を暖める
運動の後、痛みが出ていない間は、 お風呂やサウナなどで、筋肉を暖めるよう にしましょう。
血液の循環を良くする事で新陳代謝が活発 になり、 筋肉痛が早く治るようになります。 運動直後のマッサージなども有効です。
このように筋肉痛は身体を回復させる為の 働きなのです